乳母 第弐章

乳母 第弐章
uba2.gif(2004)

ストーリー・恭子と冬治の関係を知った真理香は激しく動揺したが、冬治への思慕の情は断ち切れず、2人を別れさせようとする。しかし狂気に陥っている恭子は、何と真理香を手にかけてしまうのだった。


 ・シリーズの完結編です。
 一巻目を見てあまり面白くなかった(失礼)のでその後シカトしていましたが、我ながら貧乏性でやはり続きが気になり、二巻目も見てみました。
 一巻目を見た時点で、まあこういうラストになるんじゃないかなあとは予期していましたが、それでもその陰惨に過ぎる展開はやはりショッキングです。ほとんど残虐ホラー。
 真理香ちゃんがなかなか優しい良い娘なだけに、母に殺害され、埋められてしまうという運命には胸が詰まります。殺す側の恭子さんも、それでカタルシスを得ようというのではなく、狂気に囚われた哀しい運命の人であって、見ていて気の毒になってしまいます。よってエロい気分になってる場合じゃなくなってしまうのは、ポルノとして弱点と言えるでしょう。
 また主人公(?)の男の子も、運命を積極的に受け入れるでもなく、といって抗うでもなく、終始主体性皆無でフラフラしているため、視聴者として感情移入のしどころが無いのはツライところです。
 しかし、ただハメまくりの環境セックス作品ではなく、馬鹿馬鹿しいなりにストーリーを組み立て、それをキチンと完結させている点は評価したいです。バニラ作品には、こういう地味で不器用ながらも生真面目に作っているモノが多いように思います。
 エロとしては、真理香ちゃんとのラブラブセックスシーンが前半にあり、後半は発狂した恭子奥様が冬治クンをムチでしばいたりお乳をあげたりというシーンが延々続きます。
 いずれもテンション的には低いですが、Mとして責められたり飼われたりしたいという願望をお持ちの男性にはアピールするかもしれません。
 二巻目の「抜ける度」は、前巻同様1.5です。(彩雲11型)
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乳母 第壱章

乳母 第壱章
uba1.gif(2004)

ストーリー・佐野恭子は美貌の未亡人だ。彼女の一人娘、真理香の通う学校には、昔恭子が乳母として面倒を見た伊手冬治が在籍している。真理香と冬治は親しくなり、やがて冬治は恭子の家に招かれるが・・・


 ・バニラレーベルから頒布された作品ですが、原作はPCゲームなのか、あるいはコミック等なのかちょっとよく分かりません。
 内容的には、頭のおかしい(失礼)爆乳の未亡人が、男の子を監禁して性奴隷状態にして「お乳を吸ってェ〜」と悶え狂う、かなりブッとんだ作品です。
 おそらく商品のターゲットとしては、オッパイ星人はもちろん、マザコンやM男クンあたりを狙っていると思われ、あまりそういうアニメ作品て見かけないですから、目の付け所としてはちょっと面白いかもしれません。
 もっとも設定上、ヒロインの未亡人は40才を越えていそうですし(にしては若いが)、また完全な基地外であるというのは、見る人によっては引いてしまうでしょう。(余談ですが、このヒロインが狂気に囚われてしまう事情にはなかなか説得力があります)
 一巻目のエロとしては、この未亡人のオッパイプレイと、その娘さんのバージンファックなんですが、尺はそこそこ長くて及第です。しかしバニラレーベルの常として、作画が悪く、バンクやリピートが多いなど、演出に愛が感じられないのは難でしょう。まさにピストンしてるだけの、味気ない濡れ場ばかりです。
 またテーマにもなっているオッパイ描写が何やらおざなりなのも気になりました。大きさだけでっかく描いとけばイイってもんじゃないと思うのですが・・・
 一巻目の「抜ける度」は1.5です。(彩雲11型)

美しき性の伝道師 麗々

美しき性の伝道師 麗々
reirei.gif(1994)

ストーリー・1999年、7の月、恐怖の大王から地球を救うという謎の美女、かぐや。愛の救いを求める魂を、彼女は今日も癒し続けるのだ。


 ・ピンパイさんが1994年に頒布した作品で、人気漫画家である清水としみつ氏の原作コミックがあります。
 巻数は一巻ですが、二本分のエピソードが収められており、尺は57分となっています。現在の目からすると、なかなか太っ腹の商売ですね。
 内容的には、どこぞ異界からやってきた女神とも魔女ともつかない女性が、性の悩みで悶々としているチェリーボーイたちのコンプレックスやトラウマを払い、「大人の男」に成長させていく、エロカウンセリングものというところでしょうか。つまりは「個人授業」のようなオハナシです。
 さすがはマンガが原作だけのことはあり、プロットはそこそこ良く練られていますし、キャラたちの心情描写もシッカリしていて、見ていて退屈ということはありません。
 難点はエロくも何ともないことで、つまり「ここで抜いて!」というシーンは皆無に等しいです。
 一話では悪女が女子高生を百合開発したり、二話ではかぐやが触手(の幻)に陵辱されたりという濡れ場はありますが、リビドーに訴えるような演出はされていないので、抜くのには使えないでしょう。
 要するに、ちょっとエロいシーンのある一般作をアニメにしてみましたという感じであり、制作者もポルノを作っているつもりではないのかもしれません。
 「抜ける度」は1。ちょっとエッチなコメディが見てみたいという人向けですか。
 ちなみに作画はまずまずですが、清水としみつ氏の独特な絵柄が再現されているとは言い難く、人物が単なるアゴ星人のような顔になっちゃってるのは残念です。(彩雲11型)

美しき獲物たちの学園 第一幕・第二幕

美しき獲物たちの学園
第一幕・第二幕

emono.gif(2001-2002)

ストーリー・良家の子女が多く集う超名門校、聖レイセーヌ学園。ごく普通の家庭に育った杉原明日菜は、新入生として足を踏み入れたその学園内のブルジョアぶりに戸惑ったり圧倒されたり・・・。しかし彼女は知らなかった。ここには汚れた闇の世界もまた潜んでいることを・・・・


 ・ミンクというメーカーさんのPCゲームが原作なのだそうです。
 アニメ版はミルキーレーベルから発売されていますが、二巻目までがリリースされたところで中途半端に中断されており、どうやらキチンと完結する見込みはないようです。(ミルキーさんではよくあることですが・・・)
 内容的には、名門学園内の退廃的かつモラールが鈍磨した異常さと、そこに囚われてしまうヒロインの苦悩、苦闘を描いています。
 ヒロインの明日菜ちゃんは中流家庭に育ったらしい平凡な娘ですが、それだけになかなか気丈なところもあり、強姦されてもいつまでもメソメソばかりしていないのが面白い。
 どころか敵役のタカビーお嬢様に「殺してやる!」などと挑みかかって首を絞めるわ、カミソリを振り回して牢獄から脱走するわ、「必ず復讐してやるから」などと憎悪に燃えた目で独りごちるわ、その戦闘的なキャラ性が楽しいです。
 物語はその明日菜ちゃんの復讐劇が幕を開けそうなところで尻切れトンボになっており、ヒキがなかなか良かっただけに残念です。悪党の由利香お嬢様をボコボコにしばいてやって欲しかったのですが・・・
 エロシーンはかなり多く、明日菜ちゃんの調教シーン(ディルドープレイ、輪姦、フェラ、スパンキング、剃毛等多彩)をはじめ、女生徒同士の百合シーンも多数入っています。
 しかし如何せん、非常に作画レベルが低く、またシーンの演出にも垢抜けない部分が多いため、抜くのには使い辛いでしょう。
 「抜ける度」は1.5。学園もの、百合ものがお好きな方はちょっと見てみるのも良いかも知れません。
 だけどこの学園、人死にまで出てるのに、何で警察は出張ってこないんだろうか。名門校と言うよりは何だか荒んだ無法地帯みたいです。(彩雲11型)

WAVER(全三巻)

WAVER(全三巻)
waver.gif(2001-2002)

ストーリー・健一とよしのは恋人同士。ある日懸賞でカーナビを手に入れた2人は、さらに豪華賞品があるという誘いに乗り、カーナビの指示通り車を走らせる。山中の洋館に辿り着いた2人は、歓待を受けつつも、館の住人達の奇矯な振る舞いに戸惑うばかり。やがて館に立ち込める狂気が2人の精神をも侵し始め・・・


 ・PC用ゲームのアニメ化だそうで、メーカーさんの説明によれば原作ゲームは大人気だったそうですが、このアニメ版はあまりにもダラダラした展開にウンザリさせられます。失礼ながら、いかにもミルキーレーベルっぽいなあなどと思ってしまうのです。
 何がダラダラしていると言って、とにかくシーンや演出に色んなムダや手抜きが多すぎます。
 一例を挙げますと、一巻冒頭のシーンで主人公ら2人はマンションでハメまくります。一服してからドライブに出かけ、物語の舞台である洋館にやっと辿り着き、そこでもまたひとしきり交わるのです。
 こんなムダはナンセンスとしか言いようがなく、脚本の段階でどっちかの濡れ場を切るか、あるいは主人公が洋館の中でいきなり道に迷っているシーンから始めても良かったと思います。
 とにかく全編そんな調子なので見ていてダレてしまいますし、次はどうなるんだろう?という緊張感がまるでわいてきません。
 迷い込んだ洋館の中で様々なエロエロ事件が起こるというコンセプトは悪くないんですから、もっと脚本をシェイプして尺を短くし(2巻でもまだ長いくらい。とにかく3巻は長すぎる)、それぞれのエロシーンをもっと濃密に描くべきだったと思います。
 エロシーンはボンデージ系の責めシチュが主体ですので、そういうのが好きな人にはアピールするかもしれませんが、官能に訴えると言うより、ムチでシバいたりバット(!)でどつき回したりという痛い関係のものが多いため、オイラ個人的にはあまりノレませんでした。
 また各部屋のドアを開けるシーンが全部バンク利用であるなど、バイオハザードだってもう少し手が込んでるぞと言いたくなるような手抜きが多いのも気になりました。
 唯一悪くなかったのはCV関係で、ゾロゾロいるキャラのどれも熱演かつかわいい感じでよろしいです。ヒロインよしののハスキーな声もまあまあでした。
 まあ原作ゲームの人気にオンブにダッコではなく、もう少しでも気合いの入った作品作りをしてもらいたく思いました。「抜ける度」は1.5。(彩雲11型)
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